いわき市議会 > 2007-09-06 >
09月06日-01号

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  1. いわき市議会 2007-09-06
    09月06日-01号


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    平成19年  9月 定例会        平成19年いわき市議会9月定例会会議録           平成19年9月6日(木曜日)議事日程 第1号 平成19年9月6日(木曜日)午前10時開議 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期決定 日程第3 議案第1号~議案第38号(提案理由説明)        ------------------本日の会議に付した事件          〔議事日程第1号記載事件のとおり〕        ------------------出席議員(40名)     1番  蛭田源治君      2番  菅波 健君     3番  佐藤和美君      4番  森田ミエ子君     5番  松本正美君      6番  鈴木 智君     7番  小野邦弘君      8番  小野 茂君     9番  伊藤浩之君      10番  渡辺博之君     11番  阿部秀文君      12番  佐藤和良君     13番  岩井孝治君      14番  根本 茂君     15番  木田孝司君      16番  酒井光一郎君     17番  大平洋夫君      18番  磯上佐太彦君     19番  塩田美枝子君     20番  安部泰男君     21番  溝口民子君      22番  高橋明子君     23番  古市三久君      24番  樫村 弘君     25番  蛭田 克君      26番  遊佐勝美君     27番  矢吹貢一君      28番  阿部 廣君     29番  諸橋義隆君      30番  若松昭雄君     31番  大間守光君      32番  佐久間 均君     33番  猪狩勝省君      34番  野地登久雄君     35番  鈴木利之君      36番  吉田正登君     37番  藁谷利男君      38番  石井敏郎君     39番  遠藤重政君      40番  永山哲朗欠席議員(なし)        ------------------説明のため出席した者 市長         櫛田一男君   副市長        村田文雄君 副市長        高津達男君   収入役        飯本丈夫君 教育委員会委員長   緑川幹朗君   教育長        砂子田敦博君 病院事業管理者    鈴木孝雄君   代表監査委員     駒木根登志男君 農業委員会会長    草野弘嗣君   選挙管理委員会委員長 草野一男君 公平委員会委員長   國井達夫君   行政経営部長     仲野治郎君 危機管理監      佐々木 仁君  総務部長       猪狩正利君 財政部長       陸川克己君   市民協働部長     鈴木英司君 生活環境部長     荒川喜一君   保健福祉部長     木村 清君 農林水産部長     高木直昭君   商工観光部長     若松勇四郎君 土木部長       佐藤 廣君   都市建設部長     高島信夫君 消防長        上遠野洋一君  教育部長       山田 満君 水道事業管理者職務代理者水道局長   病院局長       鈴木正一君            藍原克美君 監査委員事務局長   渡邊義典君   農業委員会事務局長  坂本公男君 参事(兼)秘書課長   佐藤靖典君   参事(兼)総務課長   新妻秀次君        ------------------事務局職員出席者 事務局長       上遠野直人君  次長(兼)総務課長   千葉和夫君 参事(兼)議事調査課長 箱崎紀雄君   議事調査課課長補佐  山崎俊克君 議事係長       遠藤義道君   調査係長       久保木隆広君 主査         加藤高明君   主査         金成晃彦君 主査         千葉恭子君   主査         金山慶司君           ------------            午前10時00分 開会 ○議長(藁谷利男君) これより平成19年いわき市議会9月定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。        ------------------ △諸般の報告 ○議長(藁谷利男君) 議事に入ります前に、諸般の報告をいたします。 市長より報告第1号から報告第4号をもって、平成18年度いわき市一般会計継続費精算報告書、平成18年度いわき市下水道事業特別会計継続費精算報告書、平成18年度いわき市水道事業会計継続費精算報告書について及び専決処分について報告があり、お手元に配付しておきましたので、ごらんを願います。 次に、監査委員より、19監第1号及び同第2号をもって、定期監査の結果について報告があり、写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんを願います。        ------------------ △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(藁谷利男君) これより議事に入ります。本日の議事は配付の議事日程第1号をもって進めます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第81条の規定により、議長において18番磯上佐太彦君、22番高橋明子君、以上の2君を指名いたします。        ------------------ △日程第2 会期決定 ○議長(藁谷利男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から21日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藁谷利男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。        ------------------ △日程第3 議案第1号~議案第38号(提案理由説明) ○議長(藁谷利男君) 日程第3、市長提出の議案第1号から議案第38号までを一括議題といたします。        ------------------提案理由説明市長提案理由説明 ○議長(藁谷利男君) 提出者より提案理由の説明を求めます。櫛田市長。 ◎市長(櫛田一男君) 〔登壇〕本日ここに、平成19年市議会9月定例会が開催されるに当たり、市政を取り巻く諸問題についての報告並びに提案理由の説明を申し上げますので、御理解を賜りたいと存じます。 初めに、いわき駅前地区第一種市街地再開発事業について申し上げます。 多くの市民の皆様が、長い間、完成を心待ちにしていたいわき駅前開発ビルラトブにつきましては、来月25日にいよいよオープンの運びとなりました。ラトブに導入するいわき総合図書館いわき産業創造館いわき駅前市民サービスセンターなどの公共施設についても、同日供用開始に向けて、整備の最終段階を迎えております。 また、本事業と一体的・総合的に進められているいわき駅周辺再生拠点整備事業におきましても、いわき駅周辺の利便性・快適性を図ることを目的として、橋上駅舎、南北自由通路及び駅前広場の整備が順調に進められており、このような中、JR東日本では、橋上駅となるいわき駅をラトブオープンにあわせ、供用開始することとしたところであります。 市といたしましては、いわき駅前における安全な歩行者動線の確保を図るため、南北自由通路、ペデストリアンデッキ、国道399号をまたぐ立体横断施設、さらには、ラトブ2階のメインエントランスに接続する歩行者支援通路についても暫定供用してまいりたいと考えております。 このように、いわき駅周辺地区においては、再開発ビルラトブはもとより、駅周辺の都市基盤の整備が着実に進められてきており、これら事業の整備効果を最大限に発揮し、中心市街地の活性化やにぎわいの再生に寄与するため、今後ともまちの魅力とにぎわいの創出に向けた各種事業を積極的に展開してまいりたいと考えております。 次に、歩いて暮らせるまちづくりいわき地区社会実験について申し上げます。 本社会実験は、福島県商業まちづくりの推進に関する条例が目指す持続可能な歩いて暮らせるまちづくりの実現に向けて、県等と連携して行う事業であり、本市におきましては、再開発ビルラトブオープンを契機に、10月25日から11月4日までの11日間、いわき駅周辺を中心に実施するものであります。 主な事業といたしましては、いわき産業創造館や駐車場などを活用し、本市の戦略産業伝統産業の紹介及び市内特産品の販売等を行う第58回いわき産業祭、全国から募った演奏家が多彩なジャンルの音楽を演奏するいわき街なかコンサート in TAIRA 2007、公園等において地元産品を活用した飲食物等を提供するいわきまちなか屋台実験等を実施し、中心市街地の集客性、回遊性の向上を図ってまいります。あわせて、個々の商店等が収益力強化のために取り組む一店逸品運動の展開や、公共交通利用促進に向けたまちなか巡回バスの運行などにより、地域の商業機能の再生や市民の皆様の利便性、快適性の向上を図ってまいります。 今回の社会実験を通じて、市街地の活性化に向けた課題等を検証し、今後の本市のまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。 次に、公立幼稚園のあり方に係る方針の策定について申し上げます。 本市におきましては、近年の少子化の進行による就園児の減少や保育ニーズの多様化など、幼児教育を取り巻く環境の変化に対応するため、市幼児教育振興審議会からの答申を踏まえ、このたび公立幼稚園のあり方に係る方針を策定いたしました。 今後の公立幼稚園の運営に当たりましては、私立幼稚園において対応できる部分については、その役割を移譲するとともに、障がい児統合保育子育て支援など本市の幼児教育における課題について研究を行い、その成果を市内すべての幼稚園で共有し、幼児教育の質的向上に寄与する役割を担っていくものとしております。 具体的には、平成20年度から障がい児統合保育を行う幼稚園の拡大や子育て支援の充実、少人数教育の推進、授業料の改定などを盛り込んでおり、市といたしましては、今後とも、新・市総合計画及び第5次市行財政改革大綱の趣旨を踏まえながら、本方針に基づく各種事業の具現化に取り組み、常に市民の視点に立ったよりよい公立幼稚園を目指してまいりたいと考えております。 次に、いわき四倉中核工業団地への企業進出について申し上げます。 いわき四倉中核工業団地につきましては、平成18年4月に第1期分譲を開始して以来、事業主体であります独立行政法人中小企業基盤整備機構及び福島県と連携を図りながら、企業誘致に取り組んでいるところであります。その結果、昨年度は市外企業を含む3社の立地が決定し、進出第1号の藤沢産業株式会社につきましては、現在、工場の建設が進められております。 また、去る9月3日には、静岡県袋井市に本社があります日研フード株式会社及びその子会社で、愛知県名古屋市に本社があるカッセイ食品株式会社と本市との間で工場立地に関する基本協定を締結いたしました。 市といたしましては、天然調味料の製造業者として、業界内に確固たる地位を占める両者の進出は、新たな雇用の創出と地域経済の活性化につながるものと大いに期待を寄せるものであります。 次に、今回提案いたしました議案について説明申し上げます。 議案件数は、条例の改正案が8件、補正予算案が13件、決算の認定が3件、その他の議案が14件の計38件であります。 私からは、今回提案いたしております議案のうち、条例案1件並びに補正予算案の概要について説明申し上げます。 初めに、議案第4号いわき火葬場条例の改正について申し上げます。 本案は、平成20年4月の供用開始へ向けて整備を進めております新火葬場の設置及び管理に関する事項並びに勿来火葬場を含めた使用料について規定するため、所要の改正を行おうとするものであります。 主な改正の内容といたしましては、まず、新火葬場については、市公共施設名称検討委員会からの答申を尊重し、名称をいわき市いわき清苑としたところであり、その管理運営については、効率的かつ安定的な火葬炉の運転を行うことはもちろんのこと、火葬場という業務の特殊性から、とりわけ利用者の心情に配慮したきめ細やかなサービスの提供に意を用いなければならないと考えております。そのためには、民間事業者が有している専門的な知識や豊富な経験を活用することが大変効果的であることから、公募による指定管理者制度を導入することといたしました。 また、いわき清苑については、告別室の整備や待合室の充実など、これまでにないサービスの提供が可能となることから、新たな使用料設定とするほか、勿来火葬場を含めた使用料全般について見直しを行うものであります。 次に、補正予算案の概要について申し上げます。 今回の補正は、国・県等補助事業の確定・内定に伴い措置すべき経費及びその他市政執行に要する経費につきまして、補正措置を講じることといたしました。 その主な内容について申し上げますと、まず、一般会計につきましては、平成20年度から新たに後期高齢者医療制度が施行されるに当たり、住民基本台帳市税関係等を処理する既存システムの改修及び保険料徴収に係る新規システムの構築に要する経費について、今般、国から示された制度内容に基づき再積算を行った結果、現計予算に不足額が生じる見込みとなったため、所要の経費を計上することといたしました。 また、本市は、抗菌作用のあるキトサン食品残渣のカニ殻から効率的に精製するための技術研究を行った市内企業に対し、平成18年度において戦略産業プロデュース事業として支援してまいりました。今般、このキトサンと消臭作用のある茶粉末などを活用した洗口液の商品開発に対する取り組みが、財団法人地域総合整備財団が助成する新分野進出等企業支援補助事業の採択を受けたことから、所要の経費を計上することといたしました。 さらに、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、消防団員退職報償金の支給に係る掛金が引き上げられたため、所要の経費を計上することとしたほか、市内の団体等から都市緑化基金に寄附がありましたことから、その積み立てに要する経費を計上することといたしました。 次に、特別会計についてでありますが、国民健康保険事業特別会計につきましては、事業勘定の補正であり、後期高齢者医療制度の平成20年度施行に伴い、既存の国民健康保険税システム改修経費を再積算した結果、一般会計と同様に、現計予算に不足額が生じる見込みとなったことから、所要の経費を計上することといたしました。 また、競輪事業特別会計につきましては、昨年の総売上金額及び開催回数に基づき区分される選手賞金の基準が確定したことなどから、所要の補正を講じることといたしました。 このほか、介護保険特別会計ほか9つの特別会計につきましては、前年度繰越金の確定などに伴い、所要の経費を計上することといたしました。 以上の結果、一般会計につきましては、補正額が19億371万3,000円で、補正後の総額は1,251億7,482万2,000円となり、特別会計につきましては、補正額が7億4,048万3,000円で、補正後の総額は1,331億7,827万5,000円となるものであります。 私からは以上でありますが、その他の議案並びに予算案の詳細については、両副市長から説明いたさせますが、いずれも市政執行上重要な議案を提出いたしておりますので、何とぞ慎重御審議の上、速やかなる議決を賜りますようお願い申し上げ、私の提案理由趣旨説明といたします。        ------------------ △高津副市長補足説明 ○議長(藁谷利男君) 次に、補足説明を求めます。高津副市長。 ◎副市長(高津達男君) 〔登壇〕それでは、ただいま市長から御説明を申し上げました議案第4号並びに予算及び決算関係を除いた各案件について説明を申し上げます。 議案第1号政治倫理の確立のためのいわき市長の資産等の公開に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成17年10月21日に公布されたこと等から、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律が改正されたことに伴い、資産等報告書記載事項を改めるなど、所要の改正を行うものであります。 議案第2号いわき市職員の退職手当に関する条例等の改正について申し上げます。 本案は、雇用保険法等の一部を改正する法律が平成19年4月23日に公布され、国家公務員退職手当法が改正されたことに準じ、市職員に係る失業者の退職手当受給資格要件を改めるなど、所要の改正を行うものであります。 議案第3号いわき保健衛生関係手数料条例の改正について申し上げます。 本案は、温泉法の一部を改正する法律が平成19年4月25日に公布され、温泉の利用の許可を受けた者について、合併、相続等の場合における地位の承継ができることとなったため、新たに審査手数料を規定する等、所要の改正を行うものであります。 議案第5号いわき自転車競走実施条例の改正について申し上げます。 本案は、自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律が平成19年6月13日に公布され、競輪施行者が競輪の実施に関する事務を委託できる法人が、特別認可法人である自転車競技会から経済産業大臣の指定を受けた競技実施法人に改められることから、所要の改正を行うものであります。 議案第6号いわき下水道条例の改正について申し上げます。 本案は、平成19年10月1日から日本郵政公社が民営化されることに伴い、公共下水道の敷地等の占用料を免除する事業から郵政事業を削除するため、所要の改正を行うものであります。 議案第7号いわき市営住宅条例の改正について申し上げます。 本案は、建物の老朽化に伴い、市営住宅122戸を用途廃止し、条例から削除するため、所要の改正を行うものであります。 議案第8号いわき幼稚園条例の改正について申し上げます。 本案は、行財政改革の趣旨を踏まえ、適正な受益者負担による幼稚園事業安定運営、また公立幼稚園私立幼稚園格差是正等を図ることとし、授業料の見直しを行うため、所要の改正を行うものであります。 議案第25号から議案第34号までは工事請負契約ですので、一括して説明申し上げます。 これらの契約の方法につきましては、すべて一般競争入札によるものであります。 まず、議案第25号いわき平競輪場地域開放型施設建設工事につきましてはクレハ錦建設株式会社と、議案第26号公共下水道汚水専用幹線築造工事につきましては、公共下水道汚水専用幹線築造工事ガイアートT・K・東部産業特定建設工事共同企業体と、議案第27号公共下水道汚水専用幹線築造工事(第2工区)につきましては、公共下水道汚水専用幹線築造工事(第2工区)仙建・加地和特定建設工事共同企業体と、議案第28号公共下水道谷川瀬号汚水幹線築造工事(第2工区)につきましては、公共下水道谷川瀬号汚水幹線築造工事(第2工区)仙建・加地和特定建設工事共同企業体と、議案第29号公共下水道北部浄化センター建設工事ポンプ棟土木)につきましては株式会社加地和組と、議案第30号公共下水道北部浄化センター建設工事機械濃縮機械設備)につきましては、公共下水道北部浄化センター建設工事機械濃縮機械設備荏原環境古河プラント特定建設工事共同企業体と、議案第31号公共下水道中部浄化センター建設工事汚泥脱水機械設備)につきましては、公共下水道中部浄化センター建設工事汚泥脱水機械設備)石垣・小名浜特定建設工事共同企業体と、議案第32号公共下水道北一里塚ポンプ場建設工事雨水ポンプ機械設備)につきましては株式会社神鋼環境ソリューション東京支社と、議案第33号公共下水道船戸ポンプ場建設工事(土木)につきましては福浜大一建設株式会社と、議案第34号旧南部清掃センター解体工事につきましては、旧南部清掃センター解体工事クレハエンジ・クレハ錦特定建設工事共同企業体と、それぞれ仮契約を締結いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、提案するものであります。 議案第35号都市計画道路栄田下貝線常磐線湯本構内小名浜街道踏切改修工事委託について申し上げます。 本案は、都市計画道路栄田下浅貝線と常磐線の交差部である小名浜街道踏切改修工事東日本旅客鉄道株式会社に委託するものであり、同社との協議が整いましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、提案するものであります。 議案第36号及び議案第37号につきましては、財産取得についてでありますので、一括して説明申し上げます。 議案第36号救助工作車及び議案第37号消防ポンプ自動車につきましては、平成19年度常備及び非常備消防施設整備事業として、緊急時の出動における機動力の充実強化を図るため、老朽化した車両の更新を図るものであり、それぞれ仮契約を締結いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、提案するものであります。 議案第38号訴えの提起について申し上げます。 本案は、市営住宅入居者で、正当な理由がなく長期にわたり家賃を滞納している者に対し、市営住宅の明け渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴訟を提起するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、一般議案21件について説明を申し上げましたが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。        ------------------ △村田副市長補足説明 ○議長(藁谷利男君) 次に、村田副市長。
    ◎副市長(村田文雄君) 〔登壇〕それでは、私からは、補正予算関係について御説明申し上げます。 議案第9号平成19年度いわき市一般会計であります。 今回の補正総額は19億371万3,000円でありますが、これは、国・県等の補助の確定、内定に伴い措置すべき経費及びその他市政執行に要する経費について、所要額を計上したものでございます。 その主な内容について申し上げます。 第2款総務費について申し上げます。 第1項総務管理費、第4目財政管理費につきまして18億3,072万2,000円の補正であります。これは、今回の補正で生じた収支差を、年度間の財源の不均衡を調整するための基金であります財政調整基金に積み立てるため、所要の経費を計上したものであります。 同項で、第14目諸費につきまして173万4,000円の補正であります。これは、県の補助事業を活用し、松くい虫による被害の発生予防と拡大防止を図るため、平成14年度から17年度にかけて本市が実施いたしました保全松林健全化整備事業施行箇所において、受益者である森林所有者による違法伐採が確認されたことに伴い、県に対し補助金を返還する必要が生じましたことから、所要の経費を計上したものであります。 第3款民生費について申し上げます。 第1項社会福祉費、第5目福祉医療事業費につきまして5,601万3,000円の補正であります。これは、平成20年度から新たに75歳以上の方を対象とした後期高齢者医療制度が施行されることに伴い、住民基本台帳市税関係等を処理する既存システムの改修や、保険料徴収に係る新規システムの構築を行うものでありますが、今般、国から示された制度内容に基づき経費を再積算いたしました結果、現計予算に不足額が生じる見込みとなりましたことから、所要の経費を計上したものであります。 第7款商工費について申し上げます。 第1項商工費、第9目新産業振興費につきまして300万円の補正であります。これは平成18年度に本市がモデル事業に指定し支援してまいりました市内企業の新商品開発について、その実用化に向けた取り組みに関する提案が、財団法人地域総合整備財団が助成する新分野進出等企業支援補助事業の採択を受けましたことから、所要の経費を計上したものであります。 第8款土木費について申し上げます。 第5項都市計画費、第8目緑化推進費につきまして9万9,000円の補正であります。これは、市内の団体等から都市緑化基金へ寄附がありましたことから、同基金への積立金を計上したものであります。 第9款消防費について申し上げます。 第1項消防費、第3目非常備消防費につきまして760万円の補正であります。これは、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が、平成19年4月1日から施行されたことに伴い、消防団員退職報償金の支給に係る掛金が引き上げられましたことから、所要の経費を計上したものであります。 以上が一般会計補正予算の主な内容でございます。 次に、特別会計について御説明申し上げます。 議案第10号平成19年度いわき市国民健康保険事業特別会計であります。 本会計につきましては、事業勘定で1,054万5,000円の補正であります。これは、後期高齢者医療制度の施行に伴い、既存の国民健康保険税システムを改修する必要があるため、今般、国から示された制度内容に基づき経費を再積算いたしました結果、現計予算に不足額が生じる見込みとなりましたことから、所要の補正を行うものであります。 議案第11号平成19年度いわき市介護保険特別会計であります。 本会計につきましては7億8,501万9,000円の補正でありますが、これは、平成18年度決算に伴う繰越金及び介護給付費に係る国・県負担金等の返還金が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 議案第12号平成19年度いわき市母子寡婦福祉資金貸付金特別会計であります。 本会計につきましては479万1,000円の補正でありますが、これは、平成18年度決算に伴い繰越金が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 議案第13号平成19年度いわき市土地区画整理事業特別会計であります。 本会計につきましては109万2,000円の補正でありますが、これは、平成18年度決算に伴い繰越金が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 議案第14号平成19年度いわき市競輪事業特別会計であります。 本会計につきましては7,274万9,000円の減額補正でありますが、これは、平成18年度決算に伴う繰越金及び選手賞金に係る基準が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 議案第15号平成19年度いわき市地域汚水処理事業特別会計であります。 本会計につきましては735万4,000円の補正でありますが、これは、平成18年度決算に伴い繰越金が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 議案第16号平成19年度いわき市川部財産区特別会計から議案第21号平成19年度いわき市川前財産区特別会計までにつきまして一括して申し上げます。 今回の各財産区の補正額は、合わせて443万1,000円となりますが、それぞれの財産区において、前年度の繰越金が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 以上が補正予算の主な内容であります。 次に、議案第22号平成18年度いわき市歳入歳出決算の認定について申し上げます。 本議案は、平成18年度一般会計及び特別会計の決算の認定について、地方自治法第233条第1項の規定により、収入役から市長に決算の提出がありましたので、同条第3項の規定により、監査委員の意見を添えて提案いたしたものであります。 次に、議案第23号平成18年度いわき市水道事業会計決算の認定及び議案第24号平成18年度いわき市病院事業会計決算の認定につきましては、地方公営企業法第30条第2項の規定により、各企業会計決算書等を監査委員の審査に付しましたので、同条第4項の規定により監査委員の意見を添えて提案いたしたものであります。 以上、補正予算及び決算の認定について御説明申し上げました。よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(藁谷利男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 なお、議案等に対する質疑の通告は9月10日午後4時30分までといたします。        ------------------ △散会 ○議長(藁谷利男君) お諮りいたします。明7日から9日まで、議案調査のため休会することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藁谷利男君) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。本会議は9月10日午前10時より再開の上、市政一般に対する質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。            午前10時42分 散会           ------------...